2008-08-10 Sun
身も心も『クライマーズ・ハイ』
 『クライマーズ・ハイ』
  

群馬県の御巣鷹山 日航機が墜落した事故。当時のあのショッキングでとても辛い事故は生涯忘れる事が出来ない。。何度新聞を読み返したことか。。何故!?・・・という気持ちがいつまでも尾を引いた。。その後私は飛行機恐怖症、高所恐怖症になってしまった。。一度も空を飛んでいない・・・。事故から23年も経っているのに、私の中ではまだ風化していなかった。。
この映画は、あの夏、走り、叫び、書いた。新聞記者たちの葛藤と激動の一週間を描いています。
主人公は、地方新聞社(北関東新聞)に勤める日航機事故の全権デスクを任されたやんちゃな記者悠木(堤 真一)
悠木(堤)の役どころはとても大変だったと思う。長ゼリフにロッククライミング。。彼はすごい!と思いました。精神的にも肉体的にも。。。役者さん達が皆、すごくアツイです!新聞記者ってこんなにしてまでがむしゃらに働くんだ・・・と何も知らない私はただただびっくり。。
スクープをめぐって何度も悠木に決断が迫られるけれど、土壇場で決断が鈍ってしまう。。「チェック。ダブルチェック」と彼は唱えるけれど・・・迷い・・・それは彼の生い立ちに関係しているのだろうか?日々迷い続けるのが人間だし、何度も挫折するのが、そのほうが人間らしい。。私はそう思う。。始まりの「降りるために、登るんさ」の言葉の意味。。。深〜い意味を持っていると思います。。。

原作の横山秀夫の作品は映画化されたのでは「半落ち」しか知りませんでした。が、今回の作品も含め、横山作品は精神描写がとても繊細だな…と思います。本屋さんで『クライマーズ・ハイ』を手には取ったものの、長編だなぁ。。。と思いまだ読んでなかったのですが、原作もちょっと読みたくなりました。。
クライマーズ・ハイ (文春文庫)クライマーズ・ハイ (文春文庫)
(2006/06)
横山 秀夫

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 バックに流れる、元 ちとせの曲がとてもマッチしています。。

 この映画は、子供連れでも、カップルでもなく、ひとりでじっくりと観る映画だと思いました。。。



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