日本を誇るミステリー作家「横溝正史」のミステリー小説の舞台が、岡山県倉敷市真備町を中心とした近隣地域だというのは、横溝正史の父は柳井原(現在の倉敷市船穂町柳井原)、母は清音(現在の総社市清音)が出身地で、正史が戦時中疎開していたのが岡田村(現在の倉敷市真備町岡田)だったから、疎開宅での村人との交流が金田一耕助シリーズの名作のヒントの数々を生み出したのです。。
金田一耕助シリーズは小さい頃から大好きで、小説はじめ、TVや映画でもかなり見てる。。
その金田一耕助のミステリーウォークラリーが10月1日から開催されてるじゃぁありませんか!!それを知ったからには絶対にいく!!って決めました☆


秋晴れの本日、「清音駅」に降り立ちミステリーラリーブックを手にいれいざスタート!!チェックポイントでの文字や、クイズポイントでの答え探しを頭に入れて、「高梁川」を渡り

「川辺村」

本陣殺人事件の舞台の「岡田村」

小説のヒントになったと言われる
16ポイント(約7km)を謎解きしながら歩きます。また金田一耕助誕生の地である「横溝正史疎開宅」や正史の書斎を再現したコーナーや、二松学舎大学初蔵出しの資料が展示(期間限定)があるふるさと歴史館もコースに入ってます。日曜の今日は、ここで本陣殺人事件トリック再現がありました!
すべてを回りきって2時間半だった。じっくり観察しながら歩くと3時間はざっとかかるコースです!!!

岡山県が舞台となっている作品は、代表作『本陣殺人事件』では真備町の川辺本陣が舞台。『悪魔の手毬唄』では、岡山県の鬼首村が登場。『人面瘡』では、岡山県の薬師の湯、『蜃気楼島の情熱 』は浅口市の三郎島が舞台。『車井戸はなぜ軋る 』のK群、K村とは倉敷市真備町川辺らしい。『鴉 』は岡山県の湯治場が描かれている。『夜歩く』の小説には、岡山県鬼首村と書かれている。。
なので、映画のロケ地も岡山県での撮影が多い。
いままでいろんな俳優さんが、名探偵・金田一耕助を演じているが、私の中では初めてTVで観た金田一耕助=古谷一行が不動のものになっている。。事件を解決しても、犯人に同情して、自己嫌悪に陥り去ってゆく何とも人間臭い探偵という設定に魅かれるんですよね・・・・。
ミステリーウォークの内容は明日へつづく。。。。