ハリウッドスターのジャッキーチェンが、今回は、自らがプロデューサーとして、アジア映画のレベルアップを第一に、アジア人のアジア人によるアジア人のための映画を製作。“ジャッキー・チェン製作・アジアン・プロジェクト第1回作品 『新宿インシデント』が完成された。今までのジャッキーの映画とは違うと予告で知らされてはいたけど、ジャッキーが作りたかったという映画ってどんなものなのかどうしても観たくて行ってきました!!
この映画の役どころのジャッキーは密入国者。
国内一の歓楽街、新宿・歌舞伎町が舞台。時折歓楽街が香港チックにも見えた。。日本のヤクザや密入国者、華僑たちがうごめく街で、ジャッキーと運命を共にする密入国者たちが、苦悩しながら、裏社会に埋没してゆく。。。ジャッキーは不法入国という罪だけでなく、偽造テレカを売り、カード詐欺やパチンコ荒らし、そしてヤクザを殺しあらゆる犯罪に手を染めながら裏社会で成り上がってゆくのです。こんな罪人のジャッキーがこれまでの映画であったでしょうか!!!
犯罪や暴力的な凄惨なシーンが多々あったので、R-15指定。目を覆うヤバいシーンもあり大変怖かったです。。。横に人がいたら飛びついていたかもしれません(>_<)ジャッキー映画でR指定は初めてじゃないでしょうか・・・・。
ジャッキーが戦うシーンにはカンフーアクションを期待するのですが、今回は封印です!!
悪に手を染めながら他の中国人たちのために立ち上がろうとしても、ヤクザやマフィアの権力争いによる抗争に巻き込まれてシリアスな展開になってゆき衝撃のラスト・・・。ちょっぴりブルーになりました(ToT) ジャッキーの望みどおりの映画ってこれだったのですね・・・。人のために手を尽くして何とかしようとする“心”は以前のジャッキーそのものでした。。。。
そしてこの作品が遺作となった峰岸徹さん。ヤクザのボスとして重要な役をされていて、過去のお元気な姿に想いをはせながら観ました。。。
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まだまだ若いジャッキー☆次はどんな作品を作ってくれるのでしょうか・・・。勇気や感動を与えてくれるような映画を期待してます\(^o^)/ ジャッキー大好きっ!